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筋トレとかkpopとか

なぜボディビルダーはキモいのか(独り言)

 

世のボディビル、及びボディビルダーに対する視線は、筋トレが割と広まったと思う現在でも厳しいものがある。黒光りしてムキムキでパンツ一丁でナルシストのようにポーズをとる。どこでもプロテインを飲み怪しいサプリに手を出す。ボディビルダーはそのようなレッテルを貼られがちだ。しかし実際にあのような筋肉量、体脂肪率を手に入れるには様々な欲求を捨てなければならないし、ただ闇雲にダンベルを振り回して手に入るものではない。想像を絶する努力と7学習の結果があの身体だ。

 

ではなぜボディビルダーの方は辛いトレーニングを歯を食いしばって行い、夜眠れない程の食事制限を実施するのだろうか?これは極めて主観的な見方だが、それらの原動力となるものは恐怖や不安といった感情だと思われる。

トレーニングを始めた当初は純粋に自分の体が変わることに喜びを感じるが、そのうち後1回挙げなきゃ今までの全てが無駄になる、これを一口食べたら全て台無しになる、今これを飲まなければこの筋肉が消えてしまう。そのような感情だ。

最初にボディビルダーは世間から異質な目線で見られていると書いたが、その原因を求めるとすればこれにあると思う。世間からみれば電車のホームでプロテインを飲むのはやはり異常だ。だが先ほど書いたように恐怖の気持ち、一種の強迫概念のようなものにかられると周りの視線よりも自己のことが優先になる。なのであのような行動をする。同じようにボディビルダーは鏡や窓ガラスがある度に自分の体を眺めているが、あれも自分に酔っているのではなく自分の体が満たされていないという不安に駆られての行動だ。

 

ちなみにこれはいわゆる整形中毒の方も同じだと思われる。あれは完全に異常な顔面をしているがあのような姿形でも本人はまだ醜いと思っているはずだ。

不安に駆られて周りが見えなくなるのは避けるべきだし、自己を客観的に見ることできっと筋肉量も増えると思う。なのであまりにも自分を追い詰めすぎるのは気を付けたいと思う。(ある程度はガチるべきだが)